ケニア航空、ターキッシュ・エアに777、オマーンに787をサブリース

ケニア航空、ターキッシュ・エアに777、オマーンに787をサブリース

ケニア航空は2016年5月5日(木)、同社が保有する長距離機材のリースを発表しました。777-300ERをターキッシュ・エアラインズにサブリースし、すでに1機目は引き渡しされているとしています。この契約は、ターキッシュ・エアラインズにトルコ籍で「TC-LKA」「TC-LKB」「TC-LKC」として登録された3機とみられます。

このほか、ケニア航空はオムニエアインターナショナルに777-200ERを2機、売却しています。さらに、オマーン航空には787-8を2機、サブリースする契約を締結しています。この機材は、「5Y-KZH」が「A4O-SY」として引き渡しされているほか、「5Y-KZJ」が「A4O-SZ」としてオマーン航空に導入される予定です。787はいずれも機齢1年未満の機材です。

ケニア航空は航空機の売却やサブリースの契約で月間700万ドルのコスト改善効果が生まれ、18カ月から24カ月に黒字化する戦略的な取り組みとしています。なお、ケニア航空は引き続き787の活用法を検討するとしており、737やERJ-190によるネットワーク拡大を継続します。

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