防衛省、伊勢志摩サミットで支援 AWACSで空域監視や要人輸送など

防衛省、伊勢志摩サミットで支援 AWACSで空域監視や要人輸送など

ニュース画像 1枚目:航空自衛隊 E-767 AWACS
© 航空自衛隊
航空自衛隊 E-767 AWACS

防衛省は、2016年5月26日(木)と5月27日(金)の伊勢志摩サミット開催にあわせ、周辺の警備、要人輸送などで支援を実施します。防衛省・自衛隊は、中部国際空港(セントレア)と伊勢志摩地区間の要人の輸送、セントレアでの儀じょう、伊勢志摩周辺の海空域の警戒監視、不測の事態に備えた被災者などの救援部隊の即応態勢の強化、駐屯地などの警備強化などに取り組みます。

このうち、要人輸送はセントレア/伊勢志摩地区間を陸上自衛隊のCH-47のVIP仕様などを使い、要人の空輸を行ないます。CH-47には最大10名のVIPが搭乗できるようになっています。このほか、陸自は特別輸送ヘリコプター隊がEC-225LPを保有しています。この要人が専用機でセントレアに到着した際には、儀じょうを実施します。

このほか、サミット会場の空域では、航空自衛隊のE-767AWACS、E-2Cを投入するほか、レーダーサイトなどで会場周辺を飛行する、航空機の警戒監視にあたります。海域は、海上自衛隊の護衛艦が海上保安庁の巡視船に協力するほか、P-3Cも使い、伊勢志摩地域の付近を航行する船舶を警戒監視します。

期日: 2016/05/26 〜 2016/05/27
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