空自パイロット、2016年末までF-35AライトニングIIを初飛行へ

空自パイロット、2016年末までF-35AライトニングIIを初飛行へ

ニュース画像 1枚目:ルーク空軍基地で飛行するF-35A
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Ridge Shan
ルーク空軍基地で飛行するF-35A

航空自衛隊のパイロットが2016年末までに、F-35AライトニングIIを初めて操縦、飛行させる見込みです。スターズ・アンド・ストライプス(星条旗新聞)が2016年5月11日付けで、ロッキード・マーティンの広報担当者の話を紹介しています。

航空自衛隊向け42機のF-35Aのうち、「AX-1」から「AX-4」の最初の4機は、ロッキード・マーティンの テキサス州フォートワース工場で最終組み立てされていますが、この初号機は11月にも完成します。この機体は、ルーク空軍基地(AFB)にフェリーされ、アメリカ空軍のF-35アカデミック・トレーニング・センター(ATC)でオーストラリア、ノルウェー、イタリアの各空軍のパイロット訓練と共に、航空自衛隊の訓練が行なわれます。

「AX-1」は2015年9月にもロールアウトし、空自もF-35Aの導入と部隊新設に向け、本格的な教育態勢に至ると見られます。なお、ロッキード・マーティンの担当者は三菱重工の最終組み立て検査(FACO)施設、F-35A部隊が新編される三沢基地などを訪問する予定とも伝えられています。

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