ヴァージン・オーストラリアは2016年5月16日(月)、太平洋路線に投入する777-300ERに国際線ビジネスクラスの新客室を搭載した機材を導入しました。ヴァージン・オーストラリアは新ビジネスシート「ザ・ビジネス」と名付けています。
この777-300ERは、クイーンサイズのベッドと同等の長さの37席で、全席が通路へアクセスできる「1-2-1」仕様です。シートに装備したモニターは18インチのタッチスクリーンを採用しています。また、機内食でもカクテルとカナッペサービスや、フルブレックファーストを提供し、サービスを拡充します。
エコノミーにも新たにプレミアムエコノミー「エコノミー・スペース+(Economy Space +)」を装備します。24席を装備しており、幅19.5インチで、シートピッチは41インチ、リクラインイングは9インチです。モニターは10.6インチで、ビジネスクラスに触発された機内食の食器で提供するほか、ビジネスクラスと同様のワインを提供します。
なお、同社は2016年第3四半期まで、保有する5機の777-300ER、「VH-VOZ」「VH-VPD」「VH-VPE」「VH-VPF」「VH-VPH」を全て改修し、新ビジネスクラス、プレミアムエコノミーのシートを装備した仕様にリニューアルします。