関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営を行う関西エアポートは、2016年5月19日(木)、2016年4月の運営概況の速報値を発表しました。これによると、2016年4月は、関西国際空港の国際線外国人旅客数が単月として過去最高を記録したほか、総発着回数と総旅客数が4月として過去最高になりました。
関西国際空港では、これまで4月の総発着回数で過去最高となっていたのは2015年4月の12,935回でしたが、2016年4月はこれを上回る14,718回を記録し、2年連続で最高記録を更新しました。なお、単月としての最高記録は2015年8月の14,962回で、2016年4月の発着回数はこれに迫るものとなっています。
総旅客数は、これまで4月の過去最高は2015年4月の189万人でしたが、2016年4月はこれを上回る210万人を記録し、最高記録を更新しました。なお、国際線の総旅客数は単月として過去最高の115万人を記録しています。
関西国際空港の総発着回数、旅客数いずれの記録更新とも国際線需要の伸びに伴うもので、2016年4月の国内線発着回数と旅客数はいずれも前年を下回っています。
このほか関西エアポートは伊丹空港の運営概況も発表しており、これによると2016年4月は発着回数と旅客数ともに前年を下回っています。また、関西国際空港と伊丹空港を合わせた総発着回数は25,947回で前年比7パーセント増、総旅客数は325万人で前年比8パーセント増となっています。