ボーイングは2016年5月23日(月)、ハノイでベトナムの格安航空会社(LCC)のベトジェットエアと737 MAX 200を100機、契約しました。調印式にはオバマ大統領、グエン・フー・チョン書記長が同席しました。カタログ価格で11.3億米ドルとなります。
ベトジェットエアは、ナローボディ機の効率的な機材構成を進めており、737 MAX 200の導入で、長距離路線を含む今後の成長戦略を実行していくとしています。また、この締結によりベトナムとアメリカ間の二国間の貿易、経済交流を促進するとしています。
この機材は、2019年から2023年にかけて納入される予定で、ベトナム国内線やリージョナル路線に投入されます。これによりベトジェットエアの保有機材は2023年末までに200機超となります。
737 MAX 200は、ライアンエアが初めて発注した機材で、737MAX 8をベースとし、座席数を200席まで増席できる派生系です。エンジンは、CFMインターナショナルのLEAP-1Bエンジンを搭載するほか、最新のウイングレットを搭載しています。