エンブラエル、開発中のE190-E2で初飛行 2018年納入めざし飛行試験

エンブラエル、開発中のE190-E2で初飛行 2018年納入めざし飛行試験

ニュース画像 1枚目:E190-E2
© EMBRAER
E190-E2

エンブラエルは2016年5月23日(月)、同社工場のあるブラジルのサン・ホセ・ドス・カンポスでE190-E2の初飛行を行ないました。この機体には、プラット・アンド・ホイットニーのPW1900Gエンジンが搭載されたものです。

「E2」はエンブラエルの商用機の第2世代で、E190-E2は、現在のE190をベースとする新機種で、座席数は2クラス制で97席、モノクラスで106席を装備できます。航続距離は2,800海里と、現在のE190から400海里、伸びる予定です。

E190-E2の型式証明の獲得に向けた試験飛行を含む開発プログラムでは、4機のプロトタイプが投入されます。このほか、E195-E2は2機、E175-E2には3機がプロトタイプとして試験飛行を実施する計画です。順調にテスト飛行が行なわれれば、E190-E2は2018年に納入を開始し、E195-E2は2018年後半、E175-E2は2019年の予定です。

■初飛行の様子
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