ハワイアン航空は2016年5月23日(月)、同社のA330ビジネスクラスにフルフラットシートを装備した機材を受領しました。このシートの導入でハワイアン航空は、プレミアムキャビンのアップグレードを進めます。
ハワイアン航空の本拠、ハワイ諸島に由来するデザインの採用で、「カスタムされたフルフルフラットシートを備えた新しいプレミアムキャビンは、ハワイのレジャー旅行体験を新たなものとし、これまでにない快適さで旅客を迎えることができる」と同社のマーク・ダンガリーCEOはコメントしています。
座席配列は「2-2-2」で、180度のフルフラットになるシートは、シェル型で長さ76インチ、幅20.5インチを確保しています。機内エンターテイメントには、視野角と快適さを最適化するため、伸縮式のタブレットアームを装備した次世代の大型タブレットを採用しています。
装備した機材は、「N380HA」のA330-300で、愛称は「マカリィ(Makali`i)」です。この機材は6月からハワイとアメリカ本土西海岸を結ぶ路線に投入される予定です。既存のA330は秋から順次、新シートを装備する予定となっています。