ガルフストリーム、EASAからG650ERの型式証明を取得

ガルフストリーム、EASAからG650ERの型式証明を取得

ニュース画像 1枚目:G650ER
© Gulfstream Aerospace
G650ER

ガルフストリーム・エアロスペースは、2016年5月23日(月)、G650ERがヨーロッパ航空安全庁(EASA)から型式証明を取得したと発表しました。G650ERはすでに2014年にアメリカ連邦局(FAA)から型式証明を取得しており、ヨーロッパでもその耐空性、環境性能が認められたとしています。

ガルフストリームはこれにより、EU加盟国での機体登録が可能になり、この地域内での所有、運航が可能になります。同社は近く、ヨーロッパの顧客に納入される予定としています。また、G650ERは13,890キロの航続距離を誇る機体で、より多くの都市間を結ぶことができ、価値あるビジネスツールを提供できるとしています。

G650ERは、G650の派生系として2014年5月に発表、FAAから2015年10月に型式証明を取得し、その翌月には初号機が引き渡しされています。ヨーロッパ発着では、ジュネーヴとロサンゼルス間を11時間、ロンドンとシンガポールを12時間未満で結ぶことができます。

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