エアバス・ヘリコプターズ、H160試験初号機 エンジン載せ換え

エアバス・ヘリコプターズ、H160試験初号機 エンジン載せ換え

ニュース画像 1枚目:初飛行時のH160  「F-WWOG」
© Airbus Helicopters
初飛行時のH160 「F-WWOG」

エアバス・ヘリコプターズは2016年5月24日(火)、H160ヘリコプターの開発プログラムについて、2機で140飛行時間を記録していると発表しました。このうち2号機「PT2」は100飛行時間を記録しています。また、1号機「PT1」は、初飛行時に搭載していたプラット・アンド・ホイットニーPW210エンジンを外し、Arranoエンジンへ載せ換えており、近く飛行試験を再開します。

フライトエンベロープの拡張も継続的に進められており、PT2は高度20,000フィートに達し、2.2Gの旋回では、設計時に期待されたロータとダンパーの動作が確認されています。飛行試験は今後、気象条件やArranoエンジンのパフォーマンス確認、空力などを確認していきます。

H160はドーファン・シリーズの後継機となる5.5トンから6トンクラスの双発ヘリコプターで、海底石油・ガス開発支援や救急医療サービス、各種公共サービス、VIP輸送など幅広い用途に合わせて設計されています。

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