中国国際航空、中国初の787-9を公式にお披露目 北京/成都線で就航

中国国際航空、中国初の787-9を公式にお披露目 北京/成都線で就航

ニュース画像 1枚目:中国国際航空 787-9
© Boeing
中国国際航空 787-9

中国国際航空は2016年5月25日(水)、5月26日(木)の北京/成都線での運航開始を前に、中国で初めての787-9を披露する式典を開催しました。中国の航空会社にはこれまで787-8が納入されており、機体記号(レジ)「B-7877」がこの派生型では初めてとなります。

787は最先端の技術がつぎ込まれ、低燃費、温暖化ガスの排出削減と騒音の低減など環境に優しい航空機となっているほか、787-9では787-8より6メートル長くなり、より多くの旅客が搭乗できる様になっています。

中国国際航空は15機を導入する予定で、長距離国際線の新規路線の開発などに使用されるとしています。なお、この初号機は北京発着の成都、上海、広州線など中国国内線に投入されたのち、ヨーロッパ、アメリカ路線など長距離路線に投入されます。

座席仕様はビジネスが「2-2-2」の30席、プレミアムエコノミー、エコノミーは「3-3-3」の配列で、それぞれ34席、229席、計293席です。シートにはUSBポート、電源ソケットも備えられ、機内エンターテインメントシステムも全席に完備しているほか、機内インターネットアクセスも装備しています。

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