オーストラリア空軍P-8Aポセイドンが初飛行、装備など完成作業へ

オーストラリア空軍P-8Aポセイドンが初飛行、装備など完成作業へ

ニュース画像 1枚目:P-8A、画像はアメリカ海軍向け
© Boeing
P-8A、画像はアメリカ海軍向け

オーストラリア空軍は、AP-3Cオライオンの機種更新で導入する予定のP-8Aポセイドンの初飛行を動画で紹介しています。オーストラリア空軍のFacebookでは、737の最終組立工場のあるレントンから、ボーイング・フィールドへのフェリーフライトの様子が紹介されています。

このフェリーフライトで外見上は「P-8A」に見える737-800ですが、ボーイング・フィールドにあるボーイングの防衛部門が各種装備を手がける予定です。AP-3Cオライオンの4倍の能力を持つ音響システム、マルチロールレーダー、高精細カメラ、戦術データ・リンクなどの情報伝達システムをはじめ、内部搭載燃料は34トンで、基地から2,000キロメートルほどを飛行できます。さらに、KC-30A MRTTとの空中給油も可能です。

オーストラリア空軍は、2017年から2020年にかけて初期作戦能力(IOC)を獲得する計画です。AP-3Cオライオンは、P-8Aと無人機のMQ-4Cトリトンで更新し、P-8Aは計15機をアデレード近郊のエディンバラ空軍基地に配備します。


■P 8A Poseidon - Ready for takeoff
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