アメリカ空軍横田基地に配備される初のC-130Jスーパーハーキュリーズに、先ごろ主翼の装備が完了しました。ロッキード・マーティンのジョージア州マリエッタ工場で組立が行なわれているものです。
第374輸送航空団(374AW)は14機のC-130Jが配備される予定で、既存のC-130Hが更新されます。このC-130Jは2016年第4四半期までにアメリカ空軍に引き渡しされる見込みです。
C130Jは、ロールス・ロイスAE2100D3ターボエンジンを搭載し、複合材の6枚プロペラを装備し、C-130Hと比べ航続距離が向上しているほか、離陸時の滑走は短くなっています。アメリカ空軍には1999年2月から導入されており、C-130J-30の長胴型やHC-130Jコンバット・キングIIなど捜索救難仕様の機材もあります。