大韓航空、羽田発KE2708便の離陸中断で陳謝 747-400で代替便運航へ

大韓航空、羽田発KE2708便の離陸中断で陳謝 747-400で代替便運航へ

大韓航空は2016年5月27日(金)、羽田発金浦着のKE2708便が羽田空港を離陸する際、12時20分頃に羽田空港C滑走路で離陸中断したことで陳謝しています。同社の発表では乗務員は16名、乗客302名、計318名が搭乗していました。

この便は777-300の「HL7534」で運航していたもので、離陸準備のため34Rから滑走中、左側のNo.1エンジンに火災が発生し、離陸を中断したものです。離陸中断後、すぐに乗客は脱出スライダーを使い、避難しました。当時、コクピットでは異常を示すライトの点灯と羽田空港の管制からの交信で火災発生が伝えられていました。これを受け、大韓航空では利用者、関係者に対し、陳謝しています。

すでに事故現場には日本の運輸安全委員会の調査官が派遣され、事故原因の調査を開始しています。

なお、大韓航空は仁川空港でのスタンバイ機、747-400の「HL7460」をKE3707便として羽田空港にフェリーし、これをKE2708便の代替便として、羽田発19時5分、金浦着21時23分で運航する予定です。

メニューを開く