A320neo、CFM LEAP-1AエンジンでEASAとFAAの型式証明を同時取得

A320neo、CFM LEAP-1AエンジンでEASAとFAAの型式証明を同時取得

ニュース画像 1枚目:LEAP-1Aエンジン搭載のA320neo
© AIRBUS S.A.S.
LEAP-1Aエンジン搭載のA320neo

エアバスは2016年5月31日(火)、A320neoのCFM製LEAP-1Aエンジンでヨーロッパ航空安全庁(EASA)とアメリカ連邦航空局(FAA)​​から型式証明を獲得しました。A320neoはプラット・アンド・ホイットニー製のPW1100G-JMエンジンと2種類のエンジンを搭載する計画で、このいずれも型式証明を取得したことになります。

LEAP-1Aエンジンの型式証明の取得で、このエンジンを搭載したA320neoを2016年半ば納入が可能になります。

LEAP-1Aを搭載したA320neoは「F-WNEW」と「D-AVVB」の2機で飛行試験を実施しており、350フライト、1,000飛行時間超を記録しています。このうち、150飛行時間は航空会社と同様の環境で、運用の成熟度を高め、運航開始に向けた準備が進められています。LEAPエンジン搭載のA320neoは引き続き飛行試験を実施し、完了するとLEAPエンジンとPW1100エンジンのA320neoで計3,000飛行時間を記録する見込みです。

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