イージージェット、186席のA320新造機を受領 2年で全機材リニューアル

イージージェット、186席のA320新造機を受領 2年で全機材リニューアル

ニュース画像 1枚目:イージージェット、186席の新仕様の機内
© easyJet
イージージェット、186席の新仕様の機内

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、イージージェットは2016年5月31日(火)、A320の新仕様機材を受領したと発表しました。イージージェットはA320で180席ですが、新仕様は186席で、「Space-Flex v2」はギャレーが新しいデザインとなり、機内食を収めるカートがハーフサイズで8台、フルサーズは3台とハーフサイズ2台の組み合わせで装備するなど、ハブ空港以外で機内食を積込むことなく、ターンアラウンドタイムの最小化につなげることができる仕様となっています。

受領した機材は、機体記号(レジ)「G-EZPI」「G-EZPJ」の2機で、ロンドン・ガトウィック空港を拠点に運航、2016年9月末までに186席仕様は8機となる計画です。この186席仕様は、すでに保有する180席仕様のA320をリニューアルし、2018年までに全機材をリニューアルします。

この新仕様「Space-Flex v2」の機材は、車椅子でトイレのアクセスができるようになっているほか、座席数の増加による旅客あたりの二酸化炭素排出量を8%削減でき、環境に優しいつくりとなります。

なお、イージージェットは2013年にレカロの軽量シート「SL3510」を採用しており、この装備も2018年夏までに完了する計画です。

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