ロシアのイルクートは2016年6月8日(水)、MS-21(MC-21)をロールアウトします。このMS-21は飛行試験に使用される初号機で、モスクワ時間6時30分、日本時間12時30分から「ヴェスチ」で中継します。
MS-21はロシア製の次世代旅客機として軽量化や環境対策に取り組んでおり、ユナイテッド・エアクラフト(UAC)・グループのエアロコンポジットで製造した複合材主翼を採用しているほか、客室はA320や737より広い単通路機となっています。また、PW1400G-JMエンジンとロシア製PD-14ターボファンエンジンで燃費向上を図ります。