ロシアのイルクートは2016年6月8日(水)、イルクーツク・アビエーション・プラントでMS-21(MC-21)をロールアウトしました。このMS-21-300旅客機は今後、年内の初飛行と飛行試験に向けて準備されます。
ロールアウト式典にはロシア連邦のメドベージェフ首相をはじめ、ロシア連邦の政府関係者や地方代表者、協力企業の幹部、MS-21の顧客らが出席しました。メドベージェフ首相には、強度試験機とMS-21の製造組み立てラインも紹介され、ロールアウト時にはMS-21コクピットを視察しました。
この式典でメドベージェフ首相は科学者、設計者、エンジニア、組み立てラインで作業するスタッフを賞賛しました。あわせて、ロシアの航空産業を発展させ、海外の航空機メーカーと競合できるとも述べています。