エアバス・ヘリコプターズ、中国航空器材集団などとH135を100機契約

エアバス・ヘリコプターズ、中国航空器材集団などとH135を100機契約

ニュース画像 1枚目:エアバスヘリコプター H135
© Airbus Helicopters
エアバスヘリコプター H135

エアバス・ヘリコプターズは2016年6月13日(月)、中国からH135を100機、正式に受注したと発表しました。中国航空器材集团公司など3社の企業コンソーシアムが発注したもので、これらの機材は山東省青島にH135の最終組立ライン(FAL)を設け、中国で組立てを実施します。この契約は、2015年に覚書を締結しており、これを正式契約したものです。

最終組立ラインは2018年に稼働する計画で、10年間で100機を製造する計画です。エアバス・ヘリコプターズは中国とのパートナーシップを強化し、今後数年間でヘリコプターの最大市場になると予想される中国での準備を進めます。

H135は、緊急医療サービス(HEMS)、法執行機関、消防、警察、捜索救助(SAR)、さらに観光や企業向けなどに使用されます。また、オフショアでの風力発電事業が急速に発展しており、こうした市場の利用が期待されています。

エアバス・ヘリコプターズは今後20年間、中国で600機の双発エンジン小型ヘリコプターの需要があると予測しています。

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