マレーシア、ラヤニ・エアの運航許可や運航ライセンスを取り消し

マレーシア、ラヤニ・エアの運航許可や運航ライセンスを取り消し

マレーシア民間航空局(DCA)は、ラヤニ・エアの安全監査を行い、運航許可証明書(AOC)を取り消しました。これは6月13日(月)付けで通知されたもので、ラヤニ・エアはAOCの再取得に向け14日以内に、DCAに対して返答を行う必要があります。また、同日付けでマレーシア航空委員会(MAVCOM)は、ラヤニ・エアの財務状況うや経営体制を監査し、運航ライセンス(ASL)も失効しました。

ラヤニ・エアは4月11日(月)に3カ月間の運航停止の措置がとられており、パイロットのストライキで実質的にはそれ以前から運航を停止していました。

なお、MAVCOMは定期便として運航する民間航空会社を経営するには、その計画や裏付けある強い財務状況、運営ノウハウや実現可能性などが必要としており、特に現在は特に競争が激しい環境にあると忠告しています。

ラヤニ・エアはパイロットへの給与未払いによりストライキが発生し、これを引き金に運航を停止しています。

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