運輸安全委員会、大韓航空機の羽田での重大インシデントで関連情報を提供

運輸安全委員会、大韓航空機の羽田での重大インシデントで関連情報を提供

ニュース画像 1枚目:運輸安全委員会の資料から
© 運輸安全委員会
運輸安全委員会の資料から

運輸安全委員会は、5月27日(金)に羽田空港で発生した大韓航空機の重大インシデントに関連し、航空局へ6月18日(金)付けで情報提供を行ったことを発表しました。

エンジンを分解調査したところ、エンジンのタービン・ディスクの破損が判明し、エンジンメーカーは同型式のエンジンの使用者に対し、取り外されたエンジンのタービン・ディスクを点検を推奨する通報を発出したことに伴う対応です。

大韓航空の777-300、機体記号(レジ)「HL7534」が羽田空港のC滑走路を離陸滑走中、左側エンジンの不具合により離陸を中止し、滑走路上に停止、脱出用スライドで搭乗者を脱出したものです。

これまでの調査で、HL7534の左側のエンジンは、タービン・ディスクの一部が破断し、エンジンケースを貫通しており、プラット・アンド・ホイットニーが、同型式エンジンの使用者に対し、取り外されているエンジンのタービン・ディスクをマニュアルに従い、点検を行うよう推奨する通報を6月18日付けで発出しているものです。

この記事に関連するニュース
メニューを開く