愛知県は2016年6月27日(月)、愛知、岐阜、三重、長野、静岡の5県にまたがる国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」について、特区の支援を行う推進協議会へ参画を希望する金融機関の追加募集を行うと発表しました。
「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」は2011年に日本政府が指定した国際戦略総合特区で、中部地域から日本の航空宇宙産業を飛躍をさせること目的として、シアトル、トゥールーズに肩を並べるアジア最大の航空宇宙産業クラスターの形成を目指しています。
募集は、愛知県が同特区を推進する地域協議会に参画する金融機関を追加募集するものです。国の総合特区制度で適用される支援措置として制定される「総合特区支援利子補給金制度」を活用する意向がある金融機関を対象に募集され、同制度による支援が認められた場合、政府が融資先の事業者に代わり金融機関への利息負担を行う「利子補給金」が支給されます。
なお、同特区で利子補給金が支給されるのは「ボーイング787等量産事業」、「関連中小企業の効率的な生産・供給体制構築事業」、「MRJプロジェクト事業」、「ボーイング777X開発・量産事業」、「宇宙機器開発・供給事業」の5事業です。
募集は7月13日(水)の17時まで実施され、愛知県を除く4県の事業者に限った支援を行う場合以外は、愛知県企画課が受け付けています。
応募方法の詳細などは、愛知県のウェブサイトを参照ください。