三菱レイヨン、広島・大竹事業所の炭素繊維工場の生産能力を増強

三菱レイヨン、広島・大竹事業所の炭素繊維工場の生産能力を増強

三菱レイヨンは2016年6月27日(月)、広島県の大竹事業所でラージトウ炭素繊維の年間生産能力を増強すると発表しました。2017年度第2四半期の7月から9月に稼働開始する予定で、生産能力は現在の2,700トンから3,900トンに増加します。

三菱レイヨンのラージトウ炭素繊維は、大型部品成形時に高い生産性を実現する「高機能ラージトウ」という独自の炭素繊維で、エアバスの最新の航空機、A320neoの床材に採用され、世界で初めて旅客機に使用されています。同社は風力発電機のブレード向けにラージトウの需要が伸長するなど、各方面から引き合いが強く、能力増強により、受領に対応していきます。

追加設備の稼働を開始した大竹事業所の炭素繊維工場は、単独製造ラインとして世界最大規模となります。

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