エアバス、イギリスでの事業は必要不可欠 ブロートン主翼工場の展開で

エアバス、イギリスでの事業は必要不可欠 ブロートン主翼工場の展開で

ニュース画像 1枚目:エアバスのイギリス・ブロートン工場、A350主翼工場
© AIRBUS S.A.S.
エアバスのイギリス・ブロートン工場、A350主翼工場

エアバス・グループのトム・エンダースCEOはロイターに対し、イギリスは必要不可欠だとコメントしました。エンダースCEOはイギリスのEU離脱決定後のコメントで、イギリスでの事業の投資について見直しを示唆するコメントをだしていましたが、これをトーンダウンし、イギリスでの事業の必要性を述べたものです。

エアバスはウェールズ北部のブロートンに、各機種の主翼を組み立てる工場を展開しており、A320、A330、A380、そしてA350の主翼製造を手がけています。エアバスは、この主翼工場以外に、ドイツのハンブルクでは各機種の胴体製造とA320の最終組立、フランスではトゥールーズで各機種の最終組立、スペインではイジェスカス工場やセビリア工場などを展開し、同社の民間、軍用機の製造をヨーロッパ各地で手がけています。

最近ではブロートン工場でA350の主翼工場を拡張したほか、エアバスが開発を進めるA330neoの主翼製造も同工場が担っています。

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