エアバスは2016年6月28日(火)、アフリカの航空会社で初となるA350 XWBをエチオピア航空に納入しました。機体記号(レジ)「ET-ATQ」で、航空機リース会社のエアキャップがエチオピア航空と長期リース契約を締結した2機のうちの1機目です。2機目は2016年8月に納入予定の「ET-ATR」です。
エチオピア航空はA350を導入する最初のアフリカの航空会社として、誇らしいこととし、アフリカ初の787の導入とあわせ、4年間で2回目のアフリカ初を実現し、アフリカの航空輸送事業で先駆的な役割を担っているとしています。
受領したA350-900は最新のタッチスクリーンのパーソナルモニターを備え、映画、テレビ番組、オーディオなど豊富な機内エンターテインメントを提供するほか、今後は機内Wi-Fi接続も提供する予定です。なお、座席数はビジネス30席、エコノミー313席仕様となっています。
エチオピア航空はA350を14機発注しており、順次、導入を進める予定です。