航空大学校の次期訓練機、シーラスSR22を採用 2017年3月に導入

航空大学校の次期訓練機、シーラスSR22を採用 2017年3月に導入

ニュース画像 1枚目:シーラス SR22
© Cirrus Aircraft
シーラス SR22

Japan General Aviation Serviceは、航空大学校の次期訓練機にシーラス・エアクラフトのSR22に決定したと発表しました。航空大学校の訓練機としてビーチクラフトA36の後継機として導入されます。帯広校のA36を一部更新、追加するものとなります。

航空大学校が入札を実施していたもので、訓練機10機のリース調達について三井住友ファイナンス&リースが10機分を15年間のファイナンスリースで773,115,386円と最も低い価格を提示し、受注しました。

このうち1機目は、2017年3月31日(金)までに納入することを条件としており、これまでに納入する必要があります。残り9機のリース開始日は2017年5月31日(水)以前で、10機とも15年間のリースとなります。

SR22は、シーラス独自のグラスコックピットシステムを搭載し、高度で複雑なシステムを直感的に操作できる、ハード面で人間工学に基づいたキーボードコントローラーを採用してます。姿勢を立て直す自動リカバリー機能なども備えているほか、機体にパラシュート・システムを装備していることでも知られ、小型機としては画期的な機体と評されています。

訓練機としてはエミレーツ航空、アメリカ空軍、フランス空軍、サウジアラビア空軍、チリ空軍などで採用されているほか、各国の訓練学校にも採用されています。

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