エアバス・ヘリコプターズ、ブータンのRBHSLに2機目のH130を納入

エアバス・ヘリコプターズ、ブータンのRBHSLに2機目のH130を納入

ニュース画像 1枚目:ロイヤル・ブータン・ヘリコプター・サービスのH130
© Airbus Helicopters
ロイヤル・ブータン・ヘリコプター・サービスのH130

エアバス・ヘリコプターズは2016年7月13日(水)、ロイヤル・ブータン・ヘリコプター・サービス(RBHSL)に6月21日(火)に2機目のH130を納入したと発表しました。1機目は2015年10月に納入されています。

このH130には、追跡システム、貨物を吊り上げるスリング、空中消火バケツ「バンビバケット」、機体搭載用の専用医療ストレッチャーなど、追加オプション機器が装備されています。1機目の導入から7カ月間に渡り、RBHSLは医療活動、自然林の消火活動で46件に対応し、40名の患者輸送を行いました。

また、この期間にVIP客を含む乗客輸送で400名の移動にも対応しています。このほか、農村部で道路でのアクセスが困難な場所に教師を輸送するチャーター便の運航など、社会的な活動にも従事しています。RBHSLは2機目の導入で、各種の緊急任務などブータン王国政府の依頼への対応に加え、輸送業務に幅広く対応します。

またエアバス・ヘリコプターズでは、H130の汎用性に加え、高高度の環境で運航する能力が証明されているとコメントしています。パロ国際空港は7,400フィートで、ヒマラヤ山脈の中心にあるブータンの厳しい地形に適応し、その能力を最大限に発揮しているとしています。

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