ルフトハンザ・テクニークは2016年7月14日(木)、A340 VIP機にKaバンドアンテナシステムを装備するヨーロッパ航空安全局（EASA）からの追加型式証明(STC)を取得したと発表しました。このSTCを獲得したのは、ヨーロッパのMRO企業で初めてとなります。
ルフトハンザ・テクニークはA319で同様の型式証明を取得しており、A320ファミリーに続く型式証明となります。同社は、2016年末までに737 BBJ、A330でもKaバンドアンテナを搭載するSTCを取得する予定です。
これにより、ルフトハンザ・テクニークではVIP機の客室装備の改修に加え、アンテナ装備も同時期に作業できることで、地上での作業時間の短縮につながるとしています。このKaバンドの搭載でeメール、ウェブ閲覧、VPNネットワークへのアクセス、音声機能やビデオ会議、クラウドコンピューティング、eコマースなど、飛行中の客室で使用が可能になります。