マレーシア、オーストラリア、中国がMH370便の捜索中断で合意

マレーシア、オーストラリア、中国がMH370便の捜索中断で合意

ニュース画像 1枚目:タンザニアのペンバ島で発見されたMH370便の機体の一部
© ATSB
タンザニアのペンバ島で発見されたMH370便の機体の一部

マレーシア、オーストラリア、中国の3カ国は2016年7月22日(金)、2014年3月8日に消息を絶ったクアラルンプール発北京着MH370便の捜索について、現在実施しているインド洋海域の12万平方キロメートルで航空機の位置を特定できない場合、活動を中断することで合意しました。3カ国ともMH370便の捜索活動は終了するものではなく、信頼できる航空機の位置を特定する新たな情報が見つかるまで、現在の体制での捜索活動を行わないとしています。

この会合では、これまでに改修された機体の破片は重要な手がかりとしつつ、いずれの証拠も航空機の正確な位置を特定する情報を提供するものではなかったとの意見でも一致しています。

これまで、世界各国がMH370便の捜索に協力しており、その援助に対して感謝の意を表しつつ、乗客とその家族を初め多くの人たちと悲しみも共有するとしています。

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