海上保安庁、加・中・韓・露との多目的訓練に参加 「えちご」を派遣

海上保安庁、加・中・韓・露との多目的訓練に参加 「えちご」を派遣

海上保安庁は2016年7月31日(日)から8月7日(日)、ヘリコプター搭載型巡視船「えちご(PLH-08)」をロシア・ウラジオストクに派遣します。8月2日(火)から8月6日(土)までウラジオストク沖で実施される、北太平洋海上保安フォーラム多目的訓練に参加し、テロ容疑船の捕捉・制圧訓練などを行います。

北太平洋海上保安フォーラムは、北太平洋地域の日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、アメリカの6カ国から、海上保安機関の代表が集まり、北太平洋の海上の安全、セキュリティの確保、海洋環境の保全などを目的とする各国間の連携、協力を協議しています。2006年から多国間の多目的訓練を実施しており、年1回、フォーラム参加機関が持ち回りで訓練を開催、2016年は9回目です。

今回は日本の海上保安庁、カナダ沿岸警備隊、中国海警局、韓国海洋警備安全本部、ロシア国境警備局が参加し、8月3日(水)に事前訓練、8月4日(木)に本訓練を行い、ウラジオストク港に入港、8月6日(土)にウラジオストク港を出港し、8月7日(日)に新潟港へ戻ります。

巡視船「えちご」は、S-76Dを1機搭載しています。

期日: 2016/07/31 〜 2016/08/07
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