タイ国際航空は、日本/バンコク間のビジネスクラス「ロイヤルシルククラス」の機内食をリニューアルしました。満足度向上を目指した取り組みで、タイのセットメニュー、松花堂弁当を導入したほか、「All Day Dine」を導入しています。
セットメニューは「サムラップ」と呼ぶもので、メイン料理だけでなく、サラダ、スープ、副菜とあわせて調和のとれたタイ料理を提供するメニューです。
松花堂弁当はこれまでも提供していましたが、事前のリクエストが必要だったところ、通常メニューとして提供開始したものです。メニューも内容を新たにし、繊細な和食が楽しめる内容となっています。さらに「All Day Dine」は、通常の機内食に加え、麺料理や丼ぶりなどを旅客の好きな時間に注文できる食事で、「塩ラーメン焼き豚のせ」などを用意しています。
飲み物は、シャンパン、ワインなどを揃えており、グラス、ナッツ類などのアペタイザー、デザートなども提供されます。このうちコーヒーは、タイ王室が立案、実施するロイヤルプロジェクトのオリジナルコーヒー2種を揃えているほか、4種のお茶を選べるティーセレクションは全てタイ北部のチェンライで栽培された茶葉を使用します。
なお、タイ国際航空ではこの新しい機内食を月ごとにメニューを変更し、1年間で3サイクル分を用意しています。