三菱航空機、8月のアメリカへのフェリーを前にMRJを1日複数回飛行

三菱航空機、8月のアメリカへのフェリーを前にMRJを1日複数回飛行

ニュース画像 1枚目:三菱航空機、MRJ初号機
© 三菱航空機
三菱航空機、MRJ初号機

三菱航空機はアメリカ・モーゼスレイクを拠点として試験飛行を実施しますが、2016年8月から、試験飛行機をフェリーする予定です。初号機と2号機は、これまでに飛行回数が50回超となっています。

1号機は飛行領域を拡大し、設計仕様の最大速度マッハ0.78、最高高度39,000フィートと約11,900メートルに到達しており、翼に模擬的に振動を与え、安全に飛行継続できるか確認するフラッター試験も完了しています。

アメリカへフェリーするまで、1日に2回の飛行試験を行い、アメリカでの飛行試験で求められる1日複数回のフライトオペレーションも実践し、現地で本格化する試験状況に対応しています。

なお、飛行試験機3号機、4号機は、2016年夏の初飛行を目指し、エンジンテストへ移行しています。

メニューを開く