An-124ルスラン、岩国基地にKC-130Jフライトシミュレータを輸送

An-124ルスラン、岩国基地にKC-130Jフライトシミュレータを輸送

ニュース画像 1枚目:岩国基地に飛来したAn-124-100ルスラン
© U.S. Marine Corps / Jacob Farbo
岩国基地に飛来したAn-124-100ルスラン

アメリカ海兵隊岩国基地は2016年8月2日(火)、KC-130Jのフライトシミュレータが輸送されたと発表しました。普天間基地に配備されていた第152海兵空中給油飛行隊(VMGR-152)のKC-130J空中給油・輸送機15機の岩国基地移転に伴い、シミュレータも移転されるものです。今回の輸送は、普天間基地から岩国基地へ最初のフライトシミュレータが輸送されました。

この移設は、岩国基地に設けられるアメリカ海軍と海兵隊向けのデブリーフィングルームなどを含む共同の訓練施設に備えられるシミュレータが運ばれたもので、岩国基地の施設はアジアで最大規模の訓練施設となります。今後、F/A-18ホーネット用シミュレータも輸送される予定です。

なお、この輸送はヴォルガ・ドニエプル航空のAn-124-100ルスラン、機体記号(レジ)「RA-82078」が担いました。岩国基地はこのルスランの乗務員から、輸送したシミュレータをパイロットたちが最大限に活用し、訓練を行うことを望んでいるとのコメントを紹介しています。

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