防衛省統合幕僚監部は、2016年8月12日(金)8時ごろ、中国海軍の艦艇が宮古島周辺海域を航行したと発表しました。海上自衛隊那覇航空基地に拠点を置く第5航空群所属のP-3Cが確認したもので、中国海軍の艦艇3隻が宮古島の北東約70キロメートルの海域を東シナ海から太平洋に向けて南進しました。
確認された船舶は、フチ級補給艦、ルフ級駆逐艦、ジャンカイⅡ級フリゲート各1隻の合計3隻です。いずれの船舶も艦番号が特定されており、それぞれ、補給艦「トンピンフー(960)」、駆逐艦「ハルビン(112)」フリゲート艦「ハンダン(FFG-579)」であることが確認されています。
なお、海上自衛隊は6月にも、宮古島付近でフチ級補給艦、ジャンカイⅡ級フリゲートの航行を確認しています。