キャセイパシフィック航空と香港ドラゴン航空は、受託手荷物許容量の増加、超過手荷物料金の引き下げなど、新たな手荷物の取り扱い規定を導入すると発表しました。新たな受託手荷物許容量は2016年9月15日(木)以降に発券、または再発券された航空券から適用、機内持ち込み手荷物許容量の改定は9月15日以降の旅行で適用されます。
新しい重量制は、利用クラスを問わず全ての乗客の受託手荷物許容量が10キログラム追加されます。マルコポーロクラブ会員はシルバー、ゴールド、ダイヤモンドの各会員ステータスに応じ、それぞれ10キロ、15キロ、20キロの追加手荷物許容量が提供されます。
また、利用フライトの発着区間、ゾーンに応じて定められている超過手荷物料金が改定され、最大で40%引き下げとなります。
就航都市の空港でのチェックインの効率化、乗客の待ち時間短縮をめざし、新規定は個数を加味した重量制で受託手荷物許容量が定められています。ビジネス、プレミアム・エコノミー、エコノミーの利用客は2個、ファーストは3個までそれぞれの重量制限内で手荷物を無料で預けることができます。マルコポーロクラブのゴールド、ダイヤモンド会員は、さらに1個を追加で預け入れることができます。
なお、香港ドラゴン航空は全ての利用クラスで最大5キロと定められている機内持ち込み手荷物の許容量は、キャセイパシフィック航空と同じくエコノミーとプレミアム・エコノミーで7キロ、ビジネスで10キロ、ファーストで15キロとなります。