第4回ICAOアジア太平洋地域航空事故調査会議、9月1日と2日に東京で開催

第4回ICAOアジア太平洋地域航空事故調査会議、9月1日と2日に東京で開催

運輸安全委員会は2016年9月1日(木)と9月2日(金)、東京・新宿の京王プラザホテル新宿で「第4回ICAOアジア太平洋地域航空事故調査グループ会議」を開催すると発表しました。

ICAOアジア太平洋地域航空事故調査グループ会議は、2013年9月にインドネシアでの第1回を皮切りに、第2回が香港、第3回がスリランカで開催され、年に1回、開催されています。国際民間航空機関(ICAO)を締結するアジア太平洋地域のICAO締約国40カ国のうち、主要国の航空事故調査機関などが出席し、同地域の事故調査能力向上に向けた方策を検討するほか、地域内の航空事故調査機関の協力促進、各国事故調査機関の独立性の促進などをテーマに議論しています。

2016年の会議では、航空事故調査のICAO活動のレビューをはじめ、航空事故調査官の訓練ガイダンスの策定について、アジア地域内の航空事故調査機関の協力促進策の検討、さらに新たな技術の導入としてドローン活用など新たな航空事故調査技術の導入を話し合います。

会議には運輸安全委員会をはじめ、オーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、中国、フランス、香港、インド、インドネシア、韓国、マカオ、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイと20カ国の約50名が参加します。

なお、この会議に先立ち8月30日(火)、8月31日(水)に、アジア地域内の最近の航空事故調査事例を共有し、新たな調査機器や調査技術について研究を進める目的で、アジア航空事故調査員協会(AsiaSASI : Asian Society of Air Safety Investigators)主催のワークショップも開催されます。

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