アメリカのウェブサイト「Lets Fly Cheaper」が世界で最も悪い空港リストをまとめました。このリストはフライト・ディレイ、遅延便の本数を数えたもので、ビジネス旅行で飛行機を利用する人にとって、商談や会議に遅れるリスクを避ける目安になりそうです。
最も遅延便数が多いワースト空港は2位を大きく引き離して北京首都国際空港。2番目には様々な調査でベスト、または上位3位に食い込むシンガポールが入り、3位はパリ、4位マドリッド、5位は日本人も多く利用する上海浦東国際空港と続きました。
この5空港でもっとも悪いと評価された北京は2010年の旅客数では世界2位、発着回数では世界8位。シンガポールは旅客数が世界20位、発着回数は30位以下。世界で最も多い発着便数を数えるアトランタはアメリカで3位、遅延便数は5472便で北京の1万2864本、シンガポールの7428本と比べても少ない便数に留まっています。発着便数が多いと遅延便が多くなるだけではありません。
ご利用される時はご注意を!
■世界で最も遅延便が多い空港順位 | 空港名 | 遅延便数(2011年12月) |
---|---|---|
1位 | 北京首都国際空港 | 1万2864本 |
2位 | シンガポール・チャンギ国際空港 | 7428本 |
3位 | パリ/シャルル・ド・ゴール国際空港 | 6731本 |
4位 | マドリード・バラハス国際空港 | 5448本 |
5位 | 上海浦東国際空港 | 5175本 |