KLMオランダ航空、747が主翼を左右に振り「バイバイ」 日本に別れ

KLMオランダ航空、747が主翼を左右に振り「バイバイ」 日本に別れ

ニュース画像 1枚目:成田空港の誘導路をタキシングするKLMの747
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成田空港の誘導路をタキシングするKLMの747

KLMオランダ航空は2016年9月3日(土)、日本路線で747-400のラストフライトを運航しました。成田発KL862便は定刻10時30分を式典などでやや遅れたものの、10時39分に出発しました。成田空港の展望デッキには長年、日本路線に投入してきた同社の747に思いを馳せる多くのファンが集まり、この便の出発を見送りました。

ラストフライトに使用された747は、747-400の機体記号(レジ)「PH-BFE」でした。出発に際し、多くのファンが見守る中でゲートから離れ、デッキからその機体がよく見える様に誘導路へと進み、成田空港A滑走路から離陸しました。

離陸後は、主翼と機体を左右に振り、お別れの「バイバイ」でKLMの長年に渡る日本路線での747の歴史にピリオドを打つと共に、多くのファンに別れを告げました。

KLMは保有機材のリニューアルを進めており、日本路線にはフルフラットのワールドビジネスクラスを含む最新の客室を装備した777-200、777-300、787-9の3機種で運航、このうち成田路線は777-200、777-300の2機種が中心となります。

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