ガルーダ・インドネシア航空、成田経由でアメリカ路線を開設へ準備

ガルーダ・インドネシア航空、成田経由でアメリカ路線を開設へ準備

ニュース画像 1枚目:スカイチーム塗装、ガルーダ・インドネシア航空の777-300ER
© Boeing
スカイチーム塗装、ガルーダ・インドネシア航空の777-300ER

ガルーダ・インドネシア航空は2016年9月11日(日)、2017年から日本経由でアメリカ本土に定期便を開設すると発表しました。この計画は、アメリカ連邦航空局(FAA)がインドネシアの国際航空安全評価(IASA)がカテゴリー1に引き上げられたことを受け、発表されたものです。

ガルーダ・インドネシア航空はアメリカへの定期便の再開は、世界の航空会社でも同社の立場を強化、高めることから、計画を早く実現できるよう務めているとしています。すでにガルーダ・インドネシア航空は、日本の航空当局からの認可を含め、フィジビリティスタディ、収益性の高い路線の選定など、準備を進めています。

初期の準備段階では、機材はワイドボディ機のうち、777-300ERを使用し、アメリカ路線に投入する計画としています。商業的な観点では、日本がインドネシアの航空会社に対し第5の自由を認めていることを受け、ジャカルタから成田を経由し、アメリカへ飛行することを検討しているとも明らかにしています。

アメリカの就航地は、ロサンゼルス、ニューヨークの2都市を就航地の可能性としてあげています。なお、ガルーダ・インドネシア航空は2014年から、スカイチームの航空会社であるデルタ航空が運航する羽田発着のロサンゼルス、シアトル行きで、コードシェア提携を実施しています。

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