ボーイングとサーブ、アメリカ空軍向け新設計の練習機「T-X」を公開

ボーイングとサーブ、アメリカ空軍向け新設計の練習機「T-X」を公開

ニュース画像 1枚目:ボーイングが提案するアメリカ空軍向け練習機「T-X」
© Boeing / Saab
ボーイングが提案するアメリカ空軍向け練習機「T-X」

ボーイングとスウェーデンのサーブは2016年9月13日(火)、アメリカ空軍の次期練習機(T-X)に提案する2機を公開しました。

ボーイングT-Xは、アメリカ空軍の訓練任務向けに新設計の航空機で、最新の技術、ツール、および製造技術を利用しています。技術、訓練のニーズが変化、進化し、それに応じて設計された高度な機体としており、ボーイングとパートナーを組むサーブは設計が古く、既存の航空機をベースとした機体よりも手頃な価格、かつ柔軟性があるとアピールしています。

ボーイングが提案するT-Xはエンジン1機、ツインテールで、コクピットはトレーニング用に設計されています。システムには、地上での訓練や長期サポートを考慮したメンテナンスに優れた設計も取り入れられています。

アメリカ空軍のT-Xは、50年以上運用しているノースロップT-38タロンに代わる高等練習機計画です。350機もの調達が予定されており、ボーイング/サーブ以外に、ロッキード・マーティンが韓国のKAIと組んでT-50を提案しています。

メニューを開く