朝日航洋と国交省、航空レーザと水中ロボを組合わせた調査技術で共同研究

朝日航洋と国交省、航空レーザと水中ロボを組合わせた調査技術で共同研究

ニュース画像 1枚目:実証試験の概要
© 国土交通省 関東地方整備局
実証試験の概要

朝日航洋は2016年9月14日(水)、国土交通省関東地方整備局が6月に一般公募していた「海洋・港湾技術の早期実用化に向けた実証試験」について、同社が提案した「航空レーザ測深機と水中点検ロボを組み合わせた海洋・港湾における有用な調査技術の実証実験」が共同研究課題として選定されたと発表しました。

関東地方整備局が募集していた実証試験課題は、横浜市神奈川区の「京浜港ドック」を用いて、効率的な港湾工事の施工技術、海中における遠隔操作を可能とする有用な技術、海洋における有用な調査技術などを調査する研究課題を一般公募していたものです。関東地方整備局は9月に4件の民間からの提案課題を選定、朝日航洋の提案はそのうちの一つとして10月上旬から実証実験が開始されます。

同社が提案した研究課題では、ヘリコプターによる海底地形調査の精度確認と、音響測深機を搭載した水中点検ロボでの施設状況調査の施工性確認が実施される予定です。航空分野においては、測深・海底状況把握技術をテーマに、海底地形の保全調査や災害後の航路啓開調査などが計画されています。

朝日航洋では、共同研究を通じ、関東地方整備局が推進しているICTを活用して魅力ある建設現場を目指す取組「i-Construction」に寄与できるよう尽力するとしています。

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