エアバス、スピリット航空にアメリカで製造したA321を初納入

エアバス、スピリット航空にアメリカで製造したA321を初納入

ニュース画像 1枚目:スピリット航空のA321
© AIRBUS S.A.S.
スピリット航空のA321

エアバスは2016年9月19日(月)、アメリカの格安航空会社(LCC)のスピリット航空にアラバマ州のモービルダウンタウン空港に隣接するA320ファミリーの最終組立工場で組み立てしたA321を納入しました。スピリット航空から140名、エアバス・モービル工場の350名のスタッフが納入式典に参加しました。

エアバスはモービル工場で2015年9月に最終組立の製造を開始し、2016年4月に同工場で組み立てた初号機をジェットブルーに引き渡ししています。また、2016年末までには月4機の納入を目指して最終組立ラインを稼働しています。現在は現行エンジンのA320ファミリーを製造していますが、2017年末には新エンジン(NEO)搭載機を引き渡しする予定です。

スピリット航空に引き渡しされたアメリカ製のA321初号機は、機体記号(レジ)「N670NK」で、同社A321の15機目となります。これにより、現在の保有機数はA319が29機、A320が45機、A321が15機で計89機となっています。スピリット航空は近くA320neoを受領する予定で、2016年末までに95機に保有機数を拡大する計画です。

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