クリスタル・クルーズの航空部門クリスタル・ラグジュアリー・エアは、「クリスタル・エアクルーズ」のブランドで運航する777-200LRの機内コンセプトを発表しました。機内のイメージ画が公開されています。
この777-200LRは、ビジネスジェットを運航するコムラックスが運航を受託するもので、当初の計画ではファーストクラス仕様のシート88席を装備するとしていましたが、最新の発表では84席仕様とし、14日間、21日間、28日間の旅程で使用します。
機体はすでに購入済みで、「P4-XTL」が現在は特別仕様に改修されているもので、特別仕様のシート装備をはじめ、大型フラットスクリーンのモニター、クリスタル・クルーズが船舶で提供するバトラー、コンシェルジュ、ミシュラン星獲得シェフによるメニュー提供など、機内でも最高品質のサービスを実現します。
シートはフルフラットになり、長さは73.5インチ、およそ1.87メートルとなり、快適性を確保します。機内にはソーシャル・ラウンジやスタンドアップバー、6名がけのダイニング・テーブルなどの場所が設けられ、機内食も厳選されたワインリストとあわせた厳選された食事が提供されます。
シート周りには、ノイズキャンセリングのヘッドフォン、Wi-Fi、24インチのモニター、オンデマンドのミュージック・ライブラリー、USBと電源ポートなどが設けられています。また、毛布や枕なども提供され、移動時間を快適にすごせるようエトロ(ETRO)のアメニティも用意されます。