三菱航空機は2016年9月21日(水)、試験飛行機1号機の「JA21MJ」を使用し、初めて九州へのフライトを実施しました。2時間56分の飛行で、初めての夜間フライトとなりました。
このフライトは名古屋小牧空港を離陸後、小松空港方面に向かい北上し、その後は若狭湾を横断し、米子空港と出雲空港の上空を通過後、広島方面に南下し、広島空港の上空を通過しました。この後は福岡空港の上空を通過し、熊本へ南下し、宇土市近くで方向を変え、土佐清水、紀伊半島の串本付近を通過し、三河湾から名古屋小牧空港へと戻りました。
空調システムを監視するセンサ信号の異常検知でアメリカへのフェリーフライトを延期したMRJですが、再びアメリカへのフェリーに向けた準備を整え、アメリカで試験飛行を本格化させます。