ANA、L-3のA320フルフライトシミュレーターを導入へ 2017年9月

ANA、L-3のA320フルフライトシミュレーターを導入へ 2017年9月

L-3コミュニケーションズは2016年9月21日(水)、全日空(ANA)とA320フルフライトシミュレーター(FFS)を契約したと発表しました。L-3のRealitySeven飛行訓練・シミュレーション・ソリューションによるA320 FFSで、2017年9月にANAの羽田空港近くの訓練施設に納入されます。ANAは、L-3のRealitySevenでは787に続くFFSの導入となります。

L-3コミュニケーションズは商用機の訓練事業向けに強い需要があるとしており、特にパイロット向けに最先端のツール、​​包括的なトレーニングオプションの提供が世界的に必要とされているとしています。今回の契約では、ANAの長期的な拡大戦略に基づき、L-3への高い信頼性と同時に、システムの柔軟性やコスト効率に優れたシステムが評価されたともコメントしています。

エアバスの発注・受注リストによると、ANAは現在、A320を9機運航しており、導入予定の発注分はANAホールディングスが契約するA321現行機が4機、A320neoが7機、A321neoが26機、計37機を導入する予定です。

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