デルタ航空は2016年9月23日(土)、航空女性デーにあわせ、ニューヨーク発ワシントンD.C.着のチャーター便を全て女性で運航しました。ディスパッチャー、整備、エンジニア、空港の顧客サービス・エージェント、客室乗務員、パイロットと、航空輸送に関わる多くの業務の全てをデルタ各地の女性スタッフが対応しました。
チャーター便には、現在、航空分野でさまざまな職種に就こうとめざす女性達、約120名が搭乗し、ワシントンでは航空業界で女性の果たす役割について議論を深めました。また、このフライトにはデルタ航空で初めて女性パイロットとなったパイオニア、ジョイ・ウォーカーさんも参加しました。
ウォーカーさんは、1973年にデルタ航空に入社、およそ30年にわたりフライトし、すでに退社していますが、性のステレオタイプを戦いながら、自身の航空と冒険への熱意を追求した人物です。ウォーカーさんは、自身が勤務を始めたころ、航空分野、特にパイロットなどでは女性が少数で、長い間をかけて女性が働く場所でもあると理解されるようになってきたものの、その環境を支援していく必要があるとコメントしています。
また、ウォーカーさんは今回のイベントについて、若い女性達の顔にあふれる熱意と将来の航空分野でのキャリア形成への意欲を見ることができ、勇気づけられるとも述べています。