静岡空港近くの航空博物館誘致に現実味、静岡理工科大の施設として整備か

静岡空港近くの航空博物館誘致に現実味、静岡理工科大の施設として整備か

ニュース画像 1枚目:静岡空港西側の活用案
© 静岡県
静岡空港西側の活用案

静岡県の川勝知事は、同県議会の9月定例会で、改めて静岡空港西側エリアに航空博物館の建設を表明したと静岡新聞が伝えています。

「富士山静岡空港西側県有地の土地利用情報」として2016年3月に公表した中で、空港周辺の賑わい創出をめざし、県が簡易造成し、民間事業者が航空博物館などを整備する方針が示され、2016年8月24日(水)の知事会見で静岡理工科大により、学習施設を備え、タミヤのモデルプレーン、管制やフライトシミュレートができる装備などを備えた施設を設ける意向を示しています。

静岡理工科大学は、8月にエンブラエルに多くの技術者を輩出するブラジル航空技術大学ITAと学術、教育で航空機産業に関する人材育成などで協力する覚書を締結しています。静岡理工科大学はエンブラエルと関係の深いITAと協力することで、航空博物館の施設を使い、航空機に近い環境で航空関係の学習環境を提供します。

なお、静岡空港の西側エリアは格納庫用地、民間事業者による宿泊施設エリア、賑わい創出の航空博物館エリア、航空貨物施設や関連産業を誘致するエリア、大規模な広域防災拠点構想エリア、太陽光発電西側エリアなどが整備される予定です。

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