「空飛ぶ眼科」第3世代のMD-10、香港での初活動をスタート

「空飛ぶ眼科」第3世代のMD-10、香港での初活動をスタート

ニュース画像 1枚目:香港国際空港でのオービス MD-10
© FedEx
香港国際空港でのオービス MD-10

フェデックスは2016年9月27日(火)、オービス・インターナショナルとフェデックスの支援により、MD-10でのオービス活動を香港を皮切りに開始すると発表しました。

今回、香港に飛来した機材はMD-10、機体記号(レジ)「N330AU」です。この機材は製造時から貨物機として運航されていた機体で、フェデックスが寄附したものです。

オービスは非政府組織(NGO)で、世界各地で失明防止を目ざし、眼科医の能力向上や患者治療を実施しています。このため、フェデックスが寄附した機材を使用し、機内に眼科治療ができる設備を搭載し、世界各地で医療活動を行っており、その活動は「空飛ぶ眼科」として知られています。

フェデックスは長年にわたり、オービス活動を支援しており、MD-10の今回の寄贈に伴い、貨物機から最新の眼科医療設備を装備する仕様に機内装備が変更されています。今回の香港でのミッションは、機内に装備した眼科医療設備の見学を行うほか、瀋陽を訪れる計画です。これにより、オービスの活動への理解を深めてもらいます。

この機材運航では、眼科医をはじめ、航空機を運航するフェデックスのメンテナンス、アビオニクスチームを含め、医療、医療技術チームがチームを組み、世界各地で活動しています。

フェデックスは、「N330AU」の機内改修、その機内装備の様子を動画で公開しています。また、FlyTeamメンバーから同機の香港飛来の画像が投稿されています。

■Orbis: Flying Eye Hospital time-lapse and virtual tour
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