ハワイアン航空は2016年12月5日(月)からホノルル発着の成田、ブリスベン、オークランド線、12月13日(火)からホノルル/シドニー線でフルフラットシートを装備したA330-200を投入します。すでにアメリカ国内線で投入されており、同社は2017年まで保有するA330の23機で改修を進め、順次、対象の路線を拡大していきます。
この機材は、ビジネス18席、プレミアムエコノミー「エクストラ・コンフォート」が68席、エコノミーが192席の計278席で、現在のビジネス18席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー236席、計294席から座席数を減らします。
このうち、ビジネスクラスではサービスを拡充します。地元ハワイのデザイナーであるシグ・ゼーンと提携、アメニティキットの新アイテムとしてキルト毛布とマルチクッションを製作、機内で提供します。「アウリイラニ・レフア」というハワイに生育する花をモチーフにした花柄で彩られたバッグに、ハンド・ボディローション、リップスティック、保湿ミスト、歯ブラシセット、竹製の櫛を用意します。このほか、アイマスクやビロードのマットレスパッド、枕なども提供されます。
機内食では、ハワイアン航空のエグゼクティブシェフのチャイ・チャオワサリー氏がハワイ発、オアフ島の人気レストラン「Koko Head Café」のオーナーで有名シェフのリー・アン・ウォンが日本発で、それぞれ手掛けたハワイの郷土料理が提供されます。
ハワイアン航空はこの新ビジネスクラスシートを搭載した便の販売を成田/ホノルル線で12月5日(月)搭乗分から開始しています。詳しい運賃額、サービスの詳細はハワイアン航空のホームページを参照ください。