キャセイパシフィック航空は2016年10月8日(土)、ボーイング747-400の退役を記念し、香港の象徴的な風景で、かつての啓徳空港を思い起こすビクトリアハーバー上空をフライトします。CX8747便として「空の女王」が香港に別れを告げるメモリアルフライトとなります。
香港国際空港を10時30分に離陸し、およそ1時間のフライトが予定されています。当日の航路、気象状況にもよりますが、離陸後に東へ進路をとり、啓徳空港のあった現在のクルーズ・ターミナルへ「香港カーブ」を彷彿とさせるフライトとなります。
キャセイパシフィック航空ではこのラストフライトを楽しむポイントとして、ヴィクトリア・ピークやライオンロック、尖沙咀のプロムナード、啓徳クルーズターミナルなどをあげています。
また、ソーシャルメディアで「#Cathay747」で共有することも呼びかけています。このうち、キャセイパシフィック航空のFacebookページに投稿した場合、「747の父」として知られるジョー・サッターさんのサイン入り747-8Fモデルプレーンがプレゼントされるチャンスもあるとしています。
キャセイパシフィック航空の747は、1979年に初号機が導入され多くの人が搭乗してきました。旅客機としての歴史はこれで終わりとなりますが、引き続きキャセイパシフィック航空の貨物部門の主力機として747-8Fが活躍します。